仕事を一所懸命に頑張っているのに、まったく評価されない。
もしかしたらそれは、頑張る方向を間違っているのかもしれません。
頑張る方向を間違えると、いくら頑張っても正しく評価されることは難しいかもしれません。
なら、頑張る方向を事前にわかることができたならいったいどんなに楽でしょうか?
今回紹介する「コンサル1年目が学ぶこと」はそれが事前にわかることができるのです。

「コンサル1年目が学ぶこと」って自分はコンサル業務でもないし、どうせ基本的なことしか書いてないんでしょう?
そう思ったら大間違い。
この本は仕事の根幹の部分が書いてあり、コンサル業務に携わっていない人たちでも、学ぶべきことがたくさんあります。
そしてこの本は、社会人成り立ての人だけが見るものではなく、むしろ30代の私たちが見るべきなんじゃないかというほど中身が詰まっています。
そんな重要なことが書いてある「コンサル1年目が学ぶこと」を、さらに私がギュギュっと要点だけを絞ってお伝えしたいと思います。
・仕事の正しい方向性がわかる
・社会人が学ぶべき仕事の根幹の部分がわかる。
・コンサル1年目が学ぶことの要点がわかる。


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情報量を増やしても、ビジネスの能力は一切向上しない


これは勘違いしている人もいるかもしれませんが、情報を多く知っているだけでは意味がありません。
私も仕事をもっとできるようになりたいと、多くの情報を学びました。
知識が増えたことにより自信が付き、仕事がデキるようになったと錯覚しました。
しかし、情報というのは使ってようやく意味がなされます。
知識を得て、それを得意げに人に話したところでそれはただの自己満足にしかなりません。
情報は道具です。
情報を使って行動し、成果を出すことによってようやく価値が発揮されるのです。
考えることがビジネス能力を向上させる
ビジネスの能力を向上させるのは情報量ではなく、考えることです。
考えること、すなわち自分の意見を持つことです。



何で考えることが、ビジネスの能力を向上させるの?
・情報をそのまま話す人
➡自分の考えがないことからただ情報を話すだけ。
間違っていることも、正しいことも理解することなくそのまま話す。
情報をただ頭に入れただけなので、知識に定着しない。
・情報を自分なりに解釈し、意見を言う人
➡その情報が正しいか、間違っているか自分なりに解釈し、精査する。
考えたことにより、知識として定着する。
このようにみると、差は一目瞭然ですよね。
自分の意見を持つように情報に触れると、結論が間違っていたらそこから学ぶことができます。
結論が合ってたとしても、そこまでの考え方の視点が違っていたりする場合もあるのでそれもまた学びになります。
こうすることによって情報は自分の知識として定着し、学びになるのです。
自分の意見を持つ練習方法
自分の意見を持つための簡単な練習方法があります。
それは、ネットニュース・新聞などの見出しを見て、クリックする前にどんな内容か自分なりに1分だけ考えることです。
すると、記事を見る前に自分なりの答えや意見が出るので、記事を見て答え合わせをします。
そうすることによって、今まで受け身で見ていたものが、主体的に見るようになります。
「自分の結論と、記事の結論は一緒だな。」とか「なるほど!こういうことだったのか。」と多くの視点が見え始め、学ぶ機会が生まれます。
また、いったん自分の意見を持つことによって新しい発見も生まれます。
自分の意見は、正解にこだわらない
自分の意見を持てと言われて、正解を出さないといけないと思うかもしれません。
しかし、そうではありません。
あくまでも自分の意見を持つために、考えることが大事になってきます。
「自分の考えを持つ」ことと、「正解を知っている」ことは違います。
考えは間違っていてもいいのです。
むしろ間違うことによって、
・他人と考えが違うことを認識できる。
・新たな意見の側面を発見できる。
・自分の考えが間違っていたことに気づける。
このようなことが発見できます。
間違いの重要性についての記事は、こちらの記事でも詳しく解説しています。


最初は見当違いの意見を持つことも多いと思いますが、それでも自分だったらこう思うという意見を持つことにしましょう。
すると、次第に新聞やニュースなどに違和感を感じ取れるようになります。
結論に根拠がないものや、分析が一面的など偏った内容に気づくことができるようになります。
フェイクニュースにも騙されなくなります。
・間違えることを恐れない。
・正解を覚えようとしない。
自分の意見を持ちながら情報に触れていきましょう。
自分がやりたいことではなく、相手が求めていることをする


これがこの記事で最も重要な部分です。
まず、この部分での結論を先に伝えます。
・仕事の価値を決めるのは自分ではない。あくまでも相手、クライアントである。
・他人に貢献することを仕事のゴールとする。
クライアントにコミットする
私たちサラリーマンは、ついつい上司の目線を気にしがちです。
上司に対して受けが良いものを選ぶと、気に入られ、自分の査定や昇進に影響するからです。
ですが、それではいけません。
私たちが相手にしている人は常にお客様、つまりクライアントです。
クライアントに価値があるものを提供しなければ、私たちがどんなに頑張ったところでそれはただの自己満足にすぎないのです。
他人に貢献することを仕事のゴールとする
とにかくここが一番重要です。
まず、自分の仕事に対してこのような質問を投げかけてください。
・あなたがやっている作業は、作業のための作業ではありませんか?
・その作業はクライアントの問題にを解決するために役に立つものですか?
この質問に対して、自分に目線が向いていては要注意です。
自分に目線が向いていると、
・とにかく作業を終わらせよう。
・自分の評価を上げるために、上司を満足させることができる作業をこなそう。
という風になってしまいます。
大事なのは目線はクライアントに向いていること、他人に貢献することを仕事のゴールにしてください。
他人に貢献することを仕事のゴールにすると、新人であっても、スキルがなくてもクライアントになんらかの役に立つことができます。
私の場合ですと、スキルがないブログでも読者に見やすいように文章をまとめたり、需要な部分に要点を絞って書籍の解説の記事を書いたりしています。
目線が貢献すべき他者の方に向いている限り、私たちの仕事には価値が生まれる。
クライアントに価値があると思わなければ、私たちがどんなに時間を費やしても、それは単なる自己満足になる。
このことを深く胸に刻み込んで仕事に取り組んでいきましょう。
イチ的考え
私が「コンサル1年目が学ぶこと」で読んで感じたことは、自分に仕事のベクトルが向いていたらそれは、間違った方向に進んでいるということだなと感じました。
仕事というのは、相手がいて初めて成立するもので、自分よがりな考え方では一時的には上手くいっても、最後には結局上手くいきません。
ただ、ここで勘違いしてしまいがちになるのが、何でも相手に尽くしていてはダメだということです。
他者に貢献するを間違ったら、ずっと搾取され続けます。
他者に貢献することは念頭に置きながらも、自分もしっかりと利益を確保できる、win-winな状態を目指すことが大切ですね。
まとめ


今回は「コンサル1年目が学ぶこと」を解説しました。
まとめると以下のようになります。
・情報だけではビジネスにおいては役に立たない。
➡情報を読み取り、自分の考え・意見を持つことが大切。
➡自分の考え・意見は正解にこだわらない。
・自分がやりたいことではなく、相手が求めていることをする。
➡目線が貢献すべき他者の方に向いている限り、私たちの仕事には価値が生まれる。
➡クライアントに価値があると思わなければ、私たちがどんなに時間を費やしても、それは単なる自己満足になる。
ビジネスは生きているうえでは、切っても切り離せないものです。
ならばできるだけ要領よく、進歩してきたいですよね。
「コンサル1年目が学ぶこと」はまさにうってつけの一冊ではないでしょうか?
今回紹介した内容は、本の中のほんの一部にしかなりません。
気になる方はぜひ一度手に取って読むことをオススメします。


以上、参考になればうれしいです。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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