仕事や家事、勉強に追われ毎日忙しい日々を送っていませんか?
そして毎日一生懸命努力しているのに成果が出ない。
そんな生活うんざりだと感じていませんか?
そう感じているのなら、このエフォートレス思考はきっとあなたに素晴らしい学びを与えてくれます。
・エフォートレス思考とはどんな本か知りたい。
・忙しい日々を変えたい。
・効率よく成果を出したい。
・成果がでない今の環境を変えたい。
・まじめでやる気があるのに、成果が出ない。

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エフォートレス思考とは

そもそもエフォートレス思考とは一体何なのでしょうか?
それは努力を最小限、成果を最大限発揮する方法です。
あなたはこんな経験したことは無いでしょうか?
・一生懸命頑張っているのに成果が出ない。
・疲れるばかりで成果が出ない。
・成果を出すのは複雑で難しいこと。
エフォートレス思考はこれらを解決するための思考法です。
では、具体的な方法を次から紹介していきます。
エフォートレスな精神

まずは、エフォートレス思考の根幹の部分であるエフォートレスな精神を学んでいきます。
エフォートレスな精神を簡単に説明すると、「心身の重荷が無く、頭がスッキリした状態」です。
では、エフォートレス精神を手にするためにはどうしたら良いのでしょうか?
具体的な方法は2つあります。
・頭の中をクリアにする
・不満ではなく、感謝に注意を向ける
頭の中をクリアにする
人の脳は処理能力が非常に高いスーパーコンピューターに似ています。
頭の中に不要な考えやネガティブな感情、ダメな思考パターンが詰まっていると思考は妨げられ、最高のパフォーマンスが出せなくなってしまいます。
認知心理学に知覚的負荷という概念があります。
脳は、恐怖や怒りといった感情価の高いものごとを優先するようにできています。
強い感情が渦巻いていると脳はそちらに気を取られ、本当に大事なことをやる余裕がなくなってしまいます。
あなたもこんな経験はありませんか?
・バカにされてイライラが収まらず、1日中考えてしまった。
・大事な仕事でミスをし、上司に報告しなければならない状況で、そのことばかり考えてしまう。
その原因はまさに怒りや恐れといった、感情価の高いものになります。
感情価が高いものに頭が支配されてしまうと、脳は本当に大事なことを考える余力が残りません。
ですから、頭の中に溜まった不要な情報を取り除き、頭の中をクリアにする必要があります。
不満ではなく、感謝に注意を向ける
では、どうしたら頭の中をクリアにすることができるのでしょうか?
それは、不満ではなく、感謝に注意を向けることです。
不満は感情価の高いものになります。
感情価が高いということはそれだけ頭の中に不満が残ってしまい、頭の中は不満でいっぱいになります。
すると頭の中は不満というゴミでいっぱいになり、考えるスペースが無くなってしまいます。
では、感謝に注意を向けるとどうなるでしょうか?
結論、心身は成長し、知的にも肉体的にもより高いパフォーマンスを発揮することができます。
ポジティブ感情は影響を広げる
なぜ、感謝は心身を成長しさせ、知的にも肉体的にもより高いパフォーマンスを発揮することができまるのでしょうか?
それは「拡張⁻形成理論」というものが影響します。
ポジティブな感情は、良い影響をどんどん広げるという性質がある心理学の理論。
ポジティブな気分が高まると、視野が広がり新たな可能性に目を向けやすくなります。
また、心が開放的になり、創造性が高まり、社会性が増します。
すると私たちの心身は成長し、知的にも肉体的にもより高いパフォーマンスが出せるようになります。
ポジティブな感情を持つことにより、「正のスパイラル」が生まれ、ものごとが上手くいく確率が高まるのです。
そして極めつけは感謝の心は自分だけではなく、他者に向かい周りの人たち心を明るくすることができます。
このように動き出したら止まらない現象を「弾み車の法則」と呼びます。
最初はどんな些細なことでも良いのです。
自分の家族に感謝を伝えることでも良いですし、コンビニの店員に商品を買ったらありがとうございますを言う。
それだけでも立派な感謝の気持ちです。
感謝の気持ちをもってポジティブの感情を持つようにしましょう。
エフォートレスな行動

精神だけではなく実際に行動に移さなければ何も変わりません。
ここからはエフォートレスな行動について説明していきます。
ここで理解してほしいことが1つあります。
努力量=結果
とはならないということです。
頑張れば頑張るほど結果が出ると思いたいところですが、実はそうではありません。
あるポイントを超えると、努力の量は結果に結びつかなくなる。
むしろ、パフォーマンスが落ちてしまう。
ということがわかっています。
これを経済学で「収穫逓減の法則」と呼びます。
例えば入社1年目と3年目では仕事の差では大きな差がありますが、10年目と13年目ではそこまで大きな差は生まれないですよね?
それと同じで、努力しても一定のポイントを超えたら伸び率は緩やかになっていき、次第に努力量と結果は結びつかなくなります。
努力すれば報われると思っていたのに、そんな簡単な話しではない。
一体どうしたら良いのかと途方に暮れてしまいそうですが、しっかりと対処法も書かれています。
結論、「最初の一歩を上手に踏み出し、頑張り過ぎることなく、自分のペースで進む。」
これだけ言われても理解できないと思いますので詳しく解説していきます。
エフォートレスな行動で重要なのはこの4つ。
・ゴールを明確にイメージする。
・はじめの一歩を身軽に踏み出す。
・手順を限界まで減らす。
・早く着くためにゆっくり進む
ゴールを明確にイメージする
まずはゴールを明確にイメージしましょう。
例えば-10㎏のダイエットをするとします。
多くの人は-10㎏痩せたいと目標を立てるだけで終わってしまいます。
ただ、これではなかなか目標を達成することができません。
それはなぜか?
ゴールが明確ではないからです。
ゴールを明確にするというのはどういうことかというと、
・3ヶ月までに-10㎏を達成する。
・ダイエット方法は糖質制限
・週に最低2回は筋トレをする
という風に具体的かつ、わかりやすいゴールを設定します。
すると何から始めたら良いかが明確にわかります。
この最初に何をしたら良いかが決まっていると行動に移しやすく、スタートが切りやすくなります。
はじめの一歩を身軽に踏み出す
どんな目標でも続かない人には共通点があります。
それは、はじめの一歩をを踏み出せないことです。
では、なぜはじめの一歩を踏み出せないのでしょうか?
それははじめの一歩が大きすぎるからです。
多くの人は最初はやる気に満ち溢れているはずです。
そのやる気に満ち溢れた状態での一歩はかなり大きな一歩となっています。
最初のうちは何とかなるのですが、次第に続かなくなります。
例えば筋トレをするという目標を立てたとします。
・ある人は腕立て・腹筋・背筋を毎日100回やる。
・ある人は毎日何でも良いから筋トレを1回やる。
と決めたとします。
目標的には100回やると決めた人の方が素晴らしいでしょう。
ただ、継続の観点からすると1回でもやると決めた人の方が、継続する確率が高くなります。
目標を高く設定してしまう人は、最初の一歩が遠すぎるあまり途中で挫折してしまいます。
目標を小さく設定した人は、最初の一歩が小さいので、筋トレを継続しやすいです。
最初の具体的な一歩を踏み出すことができたなら実行するのは簡単です。
人は行動をすると、もうちょっと頑張ろうという意識になります。
するとに筋トレ1回だった目標が、20回、30回と増えていくことができ、結果的に目標を高く設定した人よりも継続することができるのです。
手順を限界まで減らす
私たちの行っている作業にはやるべきことが多すぎるものが多いです。
そしてそれを深く考えずに作業をしてしまうのも事実です。
毎日多忙な日々を過ごしてうんざりしている人。
そんな人は次のような質問を自分にしてみてください。
完了するために最低限必要なステップは何か?
最低限のステップを見極めることは「手を抜く」ことや「品質を落とす」こととは違います。
何よりも大事なことは終わらせることです。
あなたもこんな経験はありませんか?
・資料を作るにあたり、細部のデザインが気に入らずなかなか終わらない。
・勉強をする前に机の上が気になり、勉強が進まない。
より良いものを作ろうとした結果、終わらない。
ただ、終わらなけらばどんな良いものでも意味がありません。
成功したいなら、まず終わらせる。
必要以上の努力は誰のためにもなりません。
まずは、終わらせることを最優先に考えましょう。
早く着くためにゆっくり進む
目標を掲げた時は最初から全力で走りだしたいものですが、最初から急ぎ過ぎると、息切れしてしまい、結果的に遅くなってしまうことが多いです。
この本では南極点へ向かうために2組が同時に出発し、どちらが先にゴールをするかという例が出されています。
・1組は天候が良い日は、体力が続く限り進めるだけ進み、天候が悪い日は全く進まない。
・もう1組は毎日どんな天候でも、決まった距離を歩くという対照的な作戦をとって挑みました。
結果は、後者の毎日決まった距離を歩くチームが無事南極点にたどり着くことができました。
この例からもわかる通り、全力でゴールに進もうとすると、目標に到達することは困難です。
毎日淡々と自分が決めた距離を進むことが、目標にたどり着く近道なのです。
私もこれにはとても共感し、目標を決めた時はやる気に満ち溢れているので、できるところまでいこうとするんですよね。
すると次の日も同じことをにやろうとするので、次第にそれがきつくなり、結果やめてしまいます。
大事なことは毎日達成できる範囲に目標を設定する。
そのためには1日の目標の上限と下限を決めることです。
例えば読書なら、
上限:1日1冊以上は読まない。
下限:1日最低5ページは読む。
このように決めると頑張り過ぎの防止や、最低限やるべきことが明確なので立ち止まることも少なくなります。
ゆっくり進むことは、決して悪いことではありません。
ゆっくり進むと、ものごとはスムーズになります。
ものごとがスムーズになると、周りが見え始め余裕ができ、力の配分を考えることができます。
ただゆっくりしすぎると、勢いを失ってしまうので注意が必要です。
・上限があるとリズムに乗れて順調に進んでいると感じられながら、疲れ過ぎることを防ぐことができる。
・下限があるとやらないことを防止することができ、低い目標設定なので達成しやすく、モチベーションをしやすい。
まとめ

今回はエフォートレス思考について解説しました。
・エフォートレス思考➡努力を最小限、成果を最大限発揮する方法。
・エフォートレスな精神➡心の重荷が無く、頭がスッキリした状態。
・エフォートレスな行動➡最初の一歩を上手に踏み出し、頑張り過ぎることなく、自分のペースで進む
今回紹介したのはエフォートレス思考のほんの一部になります。
エフォートレスな精神・行動の他に、しくみ化というのもあります。
詳しく知りたい方はぜひ本書を実際に手に取って読んでみることをオススメします。

以上参考になれば嬉しいです。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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