オカムラ シルフィーの説明書(取扱説明書)は公式で入手できますが、「専門用語が多くて分かりにくい」「結局、自分の症状はどうすれば直るの?」と迷いがちです。
このページでは、公式PDFのダウンロード先に加え、「故障?」と疑う前に見る調整早見表と、スマホを見ながら操作できる最短調整ルートをまとめました。
この記事で3分で解決できること
- 公式説明書(PDF)のダウンロード
- 「動かない・固い」を一瞬で直す早見表
- 前傾チルトやアームレスト等の正しい設定手順
「中古で買ったから使い方が分からない」「体に合わない気がする」という方も、この手順通りに調整すれば本来の座り心地を取り戻せます。
【公式】シルフィーの説明書(取扱説明書)ダウンロード方法
まずは公式データを確認したい方はこちらから。
▼最新版の説明書リスト(公式) 製品情報ライブラリー(シルフィー検索結果)
▼PDF直リンク(参考) 取扱説明書PDF(例)
PDFが複数ある場合は、発行年月が新しいものを選んでください。
型番・製造年が分からない場合
座面の裏側(のぞき込んだ場所)に貼ってある銀色や白のステッカーを確認してください。「C6xx…」などの型番と製造年が記載されています。

調整早見表|「故障かな?」と思ったらココを見る


不具合に見えても、実際は故障ではなく「ロック状態」「反発力が強すぎる」「体重のかけ方」で起きているケースが多いです。
分解修理を考える前に、まずこの表で当たりをつけてください。
| 症状 | 原因の可能性 | すぐ効く対処法 | 操作レバー |
| 座面が上がらない | 体重がかかっている | 腰を完全に浮かせてレバーを引く | 右下:高さ |
| 座面が下がらない | 体重が足りない | 座面中央に強く座ってレバーを引く | 右下:高さ |
| 背もたれが動かない | ロック中 | 一度背中に体重をかけて解除 | 左下:ダイヤル |
| 背もたれが固い | 反発力が強すぎる | 右下のダイヤルを左(弱)に回す | 右下:ダイヤル |
| 前傾にならない | 手順ズレ | 一番後ろまで倒してから切り替える | 左下:ダイヤル |
迷ったらこの順番!3分で終わる“最短調整ルート”

シルフィーは機能が多いため、適当に触ると体にフィットしません。
人間工学に基づいた「正しい調整順序」があります。
足の裏が床にべったりつき、膝が90度になる高さにします。 ※かかとが浮くとむくみの原因になります。
レバーを引きながらお尻をスライドさせます。膝の裏と座面の間に「指2本分」の隙間を作ってください。
※座面が膝裏に当たっていると血流が悪くなります。

背もたれ両サイドのレバーで調整します。
上げる:小柄な人向け(ホールド感強め)・下げる: 大柄な人向け(ゆったりめ)

「背もたれが固くて動かない」という場合、ここが最強になっていることが多いです。まずは左回し(最弱)にしてから調整しましょう。

最後に、作業内容に合わせて「前傾モード」や「リクライニング固定」を使います。
もし「調整しても体に合わない」「腰が痛い」と感じる場合は、調整以外の部分に原因があるかもしれません。
以下の記事も参考にしてください。
【最難関】前傾チルト(前傾機能)の設定方法

「前傾にならない!」というトラブルの99%は手順の間違いです。
必ず以下の流れで行ってください。

- リクライニングの固定を解除する(自由に動く状態)。
- 背もたれに体重をかけ、一番後ろ(最大角度)まで倒しきる。
- 倒したまま、左下のダイヤルを「前傾マーク(一番前)」に合わせる。(※『カチッ』と音がするまで回す。)
- 背中を起こすと、背もたれがついてくる。
それでもできない場合や、写真付きで詳しく見たい場合は、以下の詳細ガイドを確認してください。
その他のパーツ調整(アームレスト・ヘッドレスト等)

「説明書にしか載っていない細かい調整」もここで解説します。
▼ アームレスト(肘掛け)の調整法 可動肘(アジャストアーム)の場合、以下の3方向へ動かせます。
- 高さ:肘掛け下のボタンを押しながら上下。
- 角度:パッド先端を持って首振り。PC作業時は「内向き」にすると脇が締まります。
- 前後:パッドを前後にスライド。
▼ ヘッドレスト(頭あて)の調整法
可動式ヘッドレストの場合、両手で持って上下にカチカチと動かせます。(固定式の場合は調整できません)
「ヘッドレストが合わない」「後付けしたい」という方はこちらをご覧ください。
▼ ランバーサポート(腰当て)の調整法
背もたれ裏のパーツを上下にスライドさせて、腰のS字に当たる位置を調整します。
注意:「痛い」「邪魔」と感じる場合は、取り外しも可能です。
よくある疑問(FAQ)|公式より“かみ砕いて”解決
- 座面が上がらない(下がらない)のは故障ですか?
-
故障ではなく、体重のかけ方で動かないケースが多いです。上げる時は腰を軽く浮かせ、下げる時は体重をかけて操作してみてください。
- 背もたれ(リクライニング)が動かない・固いのですが?
-
固定状態になっている、または反発力が強すぎる可能性があります。固定を解除し、反発力を弱めてから背にもたれると改善することがあります。
- 前傾できないのは壊れたからですか?
-
固定状態のままになっている、または切り替え手順がズレているケースが多いです。必要なら写真つき手順はこちらで確認できます。
▶ 前傾のやり方を写真つきで確認する - キャスターが重い/転がりすぎる時はどうすれば?
-
重い場合は髪の毛や糸くずの絡みが原因のことがあります。転がりすぎる場合は床材とキャスター素材の相性が原因なので、床に合う素材を検討してください。
長持ちさせるコツ(ここだけ押さえればOK)

説明書にある「メンテナンス」の要点は以下の3つだけです。
これを知っているだけで寿命が数年変わります。
- キャスター周りの髪の毛・糸くずは定期的に取る(動きが悪くなる原因No.1)
- ぐらつきを感じたら、早めにねじの緩みをチェック(放置すると変形します)
- 異音がしても無理に分解せず、まずは販売店・窓口へ相談する
それでも直らない時の対処(修理・保証の確認)
早見表と最短ルートを試しても改善しない場合は、無理に分解せず「保証期間」「購入先(正規/中古)」を確認したうえで、販売店・窓口へ相談するのが安全です。
保証期間について(1年・2年・3年/8年の違い)
保証期間は「全部まとめて◯年」ではなく、パーツの種類ごとに分かれています。
オカムラ公式FAQでは、オフィスシーティングの保証期間を次の区分で案内しています。
- 1年(外装・表面仕上げ): 塗装、張り地(メッシュ/クッション)の摩耗・変色など
- 2年(機構部・可動部): 昇降・リクライニングなどの可動機構
- 3年(構造体): 強度に関わる構造部分の破損
根拠:オカムラ公式FAQ(オフィス家具の安全性と保証期間)
▶ 公式FAQを確認する
シルフィーは「構造体8年」の対象になるケースがあります
上記の公式FAQでは、2021年1月1日以降に購入した一部製品について、構造体の保証期間が「8年」になる旨も案内されています。
対象製品の一覧にシルフィーも含まれています。
注意:8年保証の対象かどうかは購入日(2021/1/1以降か)や購入経路などの条件で変わる可能性があります。心配な場合は、購入店・メーカー窓口で確認するのが確実です。
「キャスター」は原則“消耗品”扱い(保証対象外になりやすい)
公式FAQでは、キャスター等は消耗品として記載されています。
「動きが悪い」「重い」などの症状は、まず髪の毛・糸くずの絡みを掃除すると改善するケースが多いです。
注意:ここでの保証期間は「無償修理を約束する年数」というより、保証の考え方(区分)の話です。実際の対応は症状・使用状況・購入先によって変わるため、最終判断は公式/販売店に確認してください。
中古品や個人売買(オークション/フリマ等)の場合は、メーカー保証の対象外になるケースが一般的です。購入前に「保証の有無」を必ず確認しておくと安心です。
「買い替え」を検討の方へ
もし保証期間が過ぎていて修理費が高額になる場合や、そもそも体に合わなくなってきた場合は、買い替えのタイミングかもしれません。
次は失敗したくない方のために、「安く買う方法」や「保証・返品条件の比較」をまとめました。
次の一手:調整しても合わない時に読む記事
調整しても違和感が残る場合、原因は「調整不足」ではなく椅子の仕様(相性)かもしれません。
状況別に、次に読むべき記事をまとめました。
1年以上使ったリアルな使用感(合う/合わないの判断材料)

購入後に「こうすればよかった…」となりやすい失敗例

※購入前の方だけ開いてください(試座・搬入)
「家族用に追加したい」「引越しで搬入できるか不安」という方はこちら。
▼試座できる場所(まずは座って確認したい方へ)
▼合わないか不安な方へ(購入後レビュー)
▼搬入できるか不安な方へ
まとめ|説明書は「公式+最短ルート」で迷わず調整できる
オカムラ シルフィーの説明書(取扱説明書)は公式で入手できますが、専門用語が多く「結局どこをどう触ればいいの?」と迷いがちです。
この記事では、公式PDFのダウンロード先に加えて、「故障かな?」と思った時に見る調整早見表と、スマホを見ながらできる3分の最短調整ルートをまとめました。
- まずは公式説明書で、自分のモデルに合う最新版PDFを確認する
- 「動かない・固い」は故障より先に、早見表で原因(体重のかけ方/ロック/反発力)をチェックする
- 迷ったら「高さ→奥行→背のフィット→反発力→固定/前傾」の順番で整える
中古で買って使い方が分からない方も、この順番で調整すれば本来の座り心地に戻るケースがほとんどです。
それでも違和感が残る場合は、調整ではなく座面タイプ・背の高さ・オプションなどの相性が原因かもしれません。
必要に応じて、1年使用レビューや失敗例、また引越し・追加購入を検討している方は試座・搬入ガイドも参考にしてください。
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