本業の前か後の数時間、家で副業の作業をしている。
自分の部屋はなく、食卓にノートパソコンを置いて始めた。
安い物は一通りそろったけれど、次に見直すのは机なのか、椅子なのか、画面なのかが決められない。
買ってから、これは要らなかったと気づくのが、いちばんもったいないと感じているはずです。
私は会社勤めで、本業の前の朝4時から6時半ごろまで、自宅でブログを書いています。
最初の約1年はリビングの食卓と食卓の椅子で作業し、いまは食卓のすぐ横に机とオフィスチェアを置いて、179cmの私と163cmの妻で椅子1台を使っています。
この記事では、副業の作業環境を予算の4つの段に分け、各段で先にやること、私がそこで実際に使った額、入れなかった物を書きます。
- 予算の4つの段と、自分がどの段から始めるかの早見表
- 各段で私が使った実額(0円の食卓から、椅子の130,361円まで)
- 入れなかった物(モニターアーム・昇降デスク・照明)と、その順番
読み終えたとき、次に買う物が1つに決まり、残りはまだ買わなくていいと分かるはずです。
結論|0円で測ってから、画面・場所・椅子の順。私は椅子以外で3〜5万円、椅子で130,361円を使った
副業の作業環境は、0円(今ある机と椅子で始めて測る)→ 1万円まで(画面を目線の高さに上げる)→ 5万円まで(モニターと机で作業する場所を固定する)→ 10万円超(椅子を1回で決める)の順に整えると、要らない物にお金を使わずに済みやすくなります。
私がこの順番で使った額は、椅子以外(クッション・パソコンスタンド・モニターの合計。
机は含まない)で3〜5万円、椅子で130,361円です。

椅子の段に進む目安は1つです。
1回の作業が途中で切れて座り直す状態が、続いているかどうか。
私は食卓の椅子で、30分ほどで座り直していました。
座り直していないなら、椅子の段はまだ要りません。
- 0円の段:机の高さと、座り直すまでの時間を測る
- 1万円までの段:画面を目線の高さに上げる
- 5万円までの段:モニターと作業用の机で、作業する場所を固定する
- 10万円超の段:椅子を1回で決める。
後から足すと二度手間になる
副業の作業環境は「4つの予算の段」で、何から買うかが決まる
買う物を一覧から選ぶより、いまの作業の状態がどの段に当たるかを先に決めてください。
この記事では、予算の区切りを「段」と呼びます。
0円、1万円まで、5万円まで、10万円超の4つです。
下から順に上がらないといけない階段ではなく、いまの状態に合う段から始めればいい区切りです。

| いまの作業の状態 | 始める段 | やること1つ |
|---|---|---|
| 食卓・ソファ・床で作業していて、作業する場所が決まっていない | 0円 | 机の高さと、座り直すまでの時間を測る |
| ノートパソコンを机に直接置いて、画面を見下ろしている | 1万円まで | パソコンスタンドで画面を上げる |
| 画面が小さく、作業のたびに物を広げて片づけている | 5万円まで | モニターと作業用の机を置く |
| 1回の作業が途中で切れて座り直す。休日は長く座る | 10万円超 | 椅子を1回で決める |
安い物が一通りそろっている人は、表の後ろ2つ(5万円まで・10万円超)のどちらかです。
足りないのは物の数ではなく、作業する場所か椅子のどちらかに絞れます。
私はこの4つの段を、0円から順に通りました。
食卓で約1年作業し、クッション・パソコンスタンド・モニターを足し、椅子より前に作業用の机を置き、2024年12月に椅子を替えました。
各段で何をして、いくら使ったかを順に書きます。
0円の段:今ある机と椅子で始めて、机の高さと「座り直すまでの時間」を測る
最初の出費は0円でいいです。
そのかわり、机の高さと、何分で座り直すかの2つを測ってから次の段へ進んでください。
私はリビングの食卓と、食事用にもともと家にあった食卓の椅子で約1年作業しました。
作業のために買った物ではないので、この段で使った額は0円です。
食卓のほかに、ソファや床で作業したこともあります。
この段でやることは買い物ではなく、次の2つを測ることです。
机の高さを測る
床から天板の上面までを測ります。
いま私が使っている机は74.5cm(私がメジャーで測った値)で、高さは変えられません。
この数字は、あとで椅子を選ぶときに座面の高さを決める元になります。
先に机の高さを知っておくと、椅子の段では「座面をその高さに合わせられる椅子か」を見るだけで済みます。
机と椅子の高さの合わせ方と、身長別の目安はこちらにまとめています。
座り直すまでの時間を数える
作業を始めてから、体の向きを変えたり座り直したりするまでの時間を、1週間ほど数えます。
私は食卓の椅子で、30分ほどで座り直していました。
座り直すたびに手が止まり、作業が途切れます。
スマホを見てしまう、家族の声が聞こえる、といった椅子以外の原因も私には当てはまっていました。
座り直す回数が少ないのに手が止まるなら、原因は椅子ではありません。
集中が切れる原因の切り分けは、別の記事に分けています。
1万円までの段:画面を目線の高さまで上げる
1万円以下で変わるのは、画面の高さです。
食卓のように動かせない机と椅子でも、画面だけは上げられます。
私が最初に買ったのはクッションで、次がパソコンスタンドでした。
この2つは、順番につながっています。

食卓の椅子は座面が硬く、30分ほどでお尻がつらくなったので、まずクッションを敷きました。
クッションで座る位置が高くなると、机に直接置いたノートパソコンの画面を見下ろす形になります。
そこで、パソコンスタンドとモニターの2つで画面を上げました。
モニターは次の段に書きます。
机も椅子も動かせない条件では、これが私なりのいちばんいい答えでした。
クッションは座る高さを変え、パソコンスタンドは画面の高さを変えます。
机と座面の差はそのままなので、机と椅子そのものを合わせたい人は、前の段で測った机の高さを椅子の段で使ってください。
私がこの段と次の段で買った物(クッション・パソコンスタンド・モニター)は、合計で3〜5万円でした。
このうち1万円までの段に当たるのは、クッションとパソコンスタンドです。
この段で入れなかった物は、デスクライトとモニターライトです。
私の作業は朝で、照明は足していません。
5万円までの段:モニターと作業用の机で「作業する場所」を固定する
5万円までで買うのは、毎回の準備をなくす物です。
モニターと作業用の机があると、食卓を片づけて広げる手間がなくなります。
私はモニターを足し、椅子より前に作業用の机を置きました。

モニターを置いたのは、目線を高くするためです。
前の段のパソコンスタンドと同じ目的で、画面が1つ増えました。
机は、うちでは高さ74.5cmで変えられない固定の机です。
椅子より前に買いました。
食卓だと食事のたびに片づけることになりますが、作業用の机なら置いたままにできます。
いま私の机には、ノートパソコン・外付けモニター・パソコンスタンド・外付けのキーボードとマウスが載っています。
机の幅と奥行きは、この載せる物の数で決めます。
ノートパソコンとモニターを横に並べるなら、その2つの幅が最低の幅です。
私の実額は、前の段と合わせて3〜5万円です(クッション・パソコンスタンド・モニターの合計)。
この段で入れなかった物は、モニターアームです。
モニターは机に直接置いたまま、高さも変えていません。
10万円超の段:椅子は1回で決める。後から足すと二度手間になる
10万円を超えて使うなら椅子です。
そして、1回で決めてください。
私は2024年12月に椅子の本体を103,620円で買い、約7か月後の2025年7月に可動式のヘッドレスト(頭を預ける部分)を26,741円で足して、合計130,361円になりました(どちらも当時私が払った額。
価格は変わります)。
最初から可動式のヘッドレストが付いた形で買っていれば、7か月後にもう1回買い物をする手間はありませんでした。

椅子を替えて変わったのは「休憩を挟まずに続く時間」
食卓の椅子では30分ほどで座り直していたのが、替えてからは90分ほど休憩を挟まずに続く日があります(個人の感想です)。
ただし同じ時期に、作業の内容と時間の区切り方も変えています。
椅子だけの結果とは言えません。
副業で10万円の椅子を買う迷い
副業の一環で10万円を超える椅子を買うのは、私も勇気がいりました。
費用を回収できるのか、宝の持ち腐れにならないか。
高い椅子だからこそ、下調べは念入りにしました。
店で座ってから買うまでに、約7か月かけています。
買う決め手は、食卓の椅子では作業の効率が悪いと判断したことです。
入れなかった物:昇降デスク
10万円超の段で椅子と並んで候補に上がるのが昇降デスクですが、私は入れませんでした。
会社員として働いた16年のあいだ、職場で昇降デスクの立ち作業を何度も試しています。
所有はしておらず、職場で使った範囲の話です。
天板を上げるとケーブルが突っ張り、下げるとたるみ、パソコンとモニターの位置も毎回直すことになります。
この段取りがわずらわしく、しばらくすると座ったまま昇降しなくなりました。
立てる環境に16年いながら家には入れない、というのが私の判断です。
見送った理由と、代わりの案はこちらに分けています。
椅子を予算と身長で選ぶなら、私が2台を毎日使って7脚を比べた表があります。
10万円前後で分かれるところまで、1つの表で見られます。
回線・照明・Web会議の機材は、副業の中身で「先に要る物」と「後回し」に分かれる
作業環境の話に出てくる回線・照明・Web会議の機材は、早朝に1人で文章や画像を作る副業なら、回線だけが先で、照明と会議の機材は後回しでいい物です。
私がこの3つのうち副業のために変えたのは、回線だけです。
回線は、ファイルを上げる・調べる・保存するといった作業の待ち時間に、そのまま出ます。
1人で作業する時間帯でも、遅ければ待つ時間は同じです。
机や椅子と違って、変えたことが毎回の作業に出る物なので、私はここだけを先に変えました。
照明は足していません。
私の作業は朝で、デスクライトもモニターライトも置いていません。
Web会議の機材も入れていません。
副業でWeb会議をしないので、カメラ・マイク・背景の準備は要りませんでした。
副業でWeb会議がある人は、この順番が変わります。
回線に加えて、カメラに映る範囲の照明と背景が先に要ります。
自分の部屋がなくても、食卓の横で作業環境は作れる
専用の部屋は要りません。私はリビングの食卓のすぐ横に机と椅子を置き、163cmの妻と椅子1台を共用しています。

いいことばかりではありません。
オフィスチェアは食卓の椅子より大きく場所を取り、リビングでは存在感があります。
インテリアをそろえている人には、違和感があるかもしれません。
椅子の座面の高さは45cm(床から座面のクッションのいちばん上まで・私が測った値)で、2人とも同じです。
妻は週に数回座り、短い作業ならそのまま、何時間もやるときは座面の奥行きを自分で合わせ直しています。
合わせ直しは10秒ほどで済みます。
私が使っている椅子の、良かったところと合わなかったところは、こちらにまとめています。
まとめ|まず0円の段で測り、座り直しが続くなら椅子の段へ
副業の作業環境は、いまの状態に合う段から始めてください。4段を全部そろえる必要はありません。
- 0円の段:今ある机と椅子で始め、机の高さと、座り直すまでの時間を測る
- 1万円までの段:パソコンスタンドで画面を目線の高さに上げる
- 5万円までの段:モニターと作業用の机で、作業する場所を固定する
- 10万円超の段:椅子を1回で決める。
後から足すと二度手間になる
私は食卓で約1年作業し、椅子以外に3〜5万円、椅子に130,361円を使いました。
もう一度やるなら、椅子は最初からヘッドレスト付きを選びます。
椅子の段に来た人は、予算と身長で7脚から選ぶ表から読んでください。
副業の作業環境についてよくある質問
- Q. 副業の作業環境は、最低いくらから始められますか?
-
0円です。
私はリビングの食卓と、もともと家にあった食卓の椅子で約1年作業しました。
お金をかける前に、机の高さと、何分で座り直すかの2つを測ってください。
次に買う物がその2つで決まります。 - Q. ダイニングテーブルで副業をしても大丈夫ですか?
-
私は約1年続けました。
30分ほどで座り直していたので、クッション・パソコンスタンド・モニターの3つで画面を目線の高さに上げました。
食卓で問題なく作業できる人もいます。
自分がどちらかは、座り直すまでの時間を数えれば分かります。 - Q. 机と椅子は、どちらを先に買えばいいですか?
-
動かせないほうを先に測り、動かせるほうをそれに合わせます。
我が家では高さ74.5cmの固定の机が先にあり、椅子の側で座面の高さを合わせました。
身長別の早見表と計算式は机と椅子の高さは、先にある家具で変わる|JOIFAの計算式と179cm・163cmの実測で検証したにまとめています。 - Q. 昇降デスクやモニターアームは要りますか?
-
昇降デスクは、職場で何度も試して、家には入れませんでした。
理由は昇降デスク いらない?職場で使った私が自宅導入を見送った5つの理由と、悩み別の代替案に分けています。
モニターアームは入れておらず、モニターは机に直接置いて高さも変えていません。 - Q. 10万円の椅子と5万円の椅子は、何が違いますか?
-
値段が上がると増えるのは、調整できる場所と保証の年数です。
3万・5万・10万・20万円の境で何が変わるかはオフィスチェアの値段の相場は?3万・5万・10万・20万円を境に変わる機能と保証にまとめています。
私は10万円を超える椅子を1回で決めるつもりで買い、ヘッドレストだけ後から足しました。

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