「ハイバックとローバックって、何が違うの?」——シルフィーを調べると3つの背もたれが出てきます。
私の場合、短く座っただけでは、背もたれの高さの差はほとんど感じません。
私は179cm・73kgで、自宅ではシルフィーのエクストラハイバックを1年以上使っています。
職場では、オカムラ ポータム(背もたれが肩甲骨のあたりで終わる、ヘッドレストの無い椅子)に3年2か月・1日8時間座ってきました。
家ではヘッドレストあり、職場ではなし。
この2つを毎日行き来して分かった「背もたれの高さが、どこで効いてくるか」をもとに、3つのうちどれを選べばいいかを決めます。
結論|違いは背もたれ7.0cm。迷ったらハイバック
ハイバックとローバックの違いは、背もたれの上端が7.0cm高いことです。
座面から測ると、ローバックが約46cm、ハイバックが約53cm。
この7cmが、肩甲骨の下で終わるか、肩甲骨のあたりまで届くかの差になります。価格差は5,940円です(Kagg.jpの会員価格・2026年10月22日時点。
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2026年10月時点・条件は変わることがあります)。
条件はオカムラ シルフィー セールと最安値|Kagg.jpで買った私の実額にまとめています。3つ目のエクストラハイバックは、ハイバックにヘッドレストを付けたものです。
ヘッドレストを付けられるのはハイバックだけで、ローバックには付けられません。
オカムラ公式のヘッドレストのページに「※ハイバックタイプのみ取付可能です」と書かれています。
自分はどれか|座る時間とヘッドレストで決める早見表
| こういう人 | 選ぶもの | くわしく |
|---|---|---|
| 1日2〜3時間、こまめに立つ | ローバック | ローバックで足りる人 |
| 椅子の後ろに壁や棚が近い | ローバック | 置き場所の測り方 |
| 朝から夕方までその椅子にいる | ハイバック | 差が出るのは午後 |
| ヘッドレストを使うか決めきれない | ハイバック | あとから足せるのはハイバックだけ |
| 背もたれを倒して頭を預けたい | エクストラハイバック | 倒したときの差 |
| ヘッドレストは付けると決めている | エクストラハイバック | 4つの構成の差額 |
迷ったらハイバックです。
ハイバックなら、あとからヘッドレストを足してエクストラハイバックと同じ形にできます。
足しても、最初からエクストラハイバックを買うより4,510円高くなるだけです(可動ヘッドレストの場合。
同じ日のKagg.jpの会員価格どうし)。
私自身は、エクストラハイバックに可動ヘッドレストを付けて使っています。
作業の合間によくヘッドレストに頭を預けるので、倒して頭を預けたい人、ヘッドレストを使うと分かっている人には、最初からエクストラハイバック(可動)をすすめます。
ローバック:会員価格100,320円(無料の会員登録で表示・税込/Kagg.jp・2026年10月22日時点)
ハイバック:会員価格106,260円(無料の会員登録で表示・税込/Kagg.jp・2026年10月22日時点)
エクストラハイバック(可動ヘッドレスト):会員価格131,890円(無料の会員登録で表示・税込/Kagg.jp・2026年10月22日時点)
座面から46cmと53cmに手を当てれば、自分の答えが出ます
メジャーで座面から46cmと53cmに手を当てると、ローバックとハイバックの上端が自分の背中のどこに来るかが、その場で分かります。
7cmと聞いても、自分の体のどこなのかは触ってみないと分かりません。
- いま座っている椅子に、普段どおり座る
- 座面からまっすぐ46cmの高さに手を当てる → ローバックの上端
- 座面からまっすぐ53cmの高さに手を当てる → ハイバックの上端
46と53は、カタログの全高から座面の高さを引いた数字です。
カタログの「高さ」は床から椅子のてっぺんまでで、座面の高さを含んでいるので、そのままでは比べられません。
| 全高(床から) | 座面の高さ | 座面から背もたれの上端まで | |
|---|---|---|---|
| ローバック | 884〜984mm | 420〜520mm | 約46.4cm |
| ハイバック | 954〜1,054mm | 420〜520mm | 約53.4cm |
| エクストラハイバック(固定ヘッドレスト) | 1,147〜1,247mm | 420〜520mm | 約72.7cm(ヘッドレストを含む) |
※オカムラ公式の品番ごとの仕様欄より(2026年9月21日に確認)。
座面を上げ下げすると全高も同じだけ動くので、座面からの高さは変わりません。
引き算だけでは心もとなかったので、自分の椅子を測りました。
座面に0を当てて背もたれの上端まで、53.4cm。
計算と同じでした(2026年9月22日・自宅のエクストラハイバック。
ヘッドレストは含まない)。
背もたれの高さそのものは、じつは2種類しかありません。
オカムラ公式はエクストラハイバックを「ハイバック(背高さ)にオプションの『ヘッドレスト』をあらかじめ取り付けたモデル」と説明しています。
※私はシルフィーのローバックには座ったことがありません。
このあと書く肩甲骨の位置は、職場の椅子(オカムラ ポータム・座面から上端まで約51.5cm)で毎日確かめているもので、ポータムはシルフィーとは別の椅子です。
上端の高さが近いという話として読んでください。
179cmの私が座ると、53cmはちょうど肩甲骨のあたりです。
ローバックの46cmは、そこから7cm下。
肩甲骨の下で背中が終わります。
職場の椅子のことはオカムラ ポータムを3年2か月使ったレビュー|シルフィーと毎日比べて分かった本音に書いています。
7cmの差は、午後と背もたれを倒したときに出ます
私の場合、短く座るだけでは差を感じません。差を感じるのは、昼休みを過ぎてからと、背もたれを倒して頭を預けたときです。
私は職場のポータムに1日8時間座っています。
上端は座面から約51.5cmで、シルフィーのハイバックより1.9cm低いだけです(どちらもオカムラ公式の仕様欄から計算)。
それでも、昼休みを過ぎたあたりから、上端より上を支えてほしくなります。
シルフィーのローバックの上端は、カタログの数字ではハイバックよりさらに7cm低いところです。
もうひとつは、背もたれを倒したときです。
頭を預けようとすると、支えがあるかどうかが一瞬で分かります。
知恵袋にも、こんな相談がありました。
背もたれが50cm程度です。
背もたれを倒して軽く居眠りするには頭を支えることができません(Yahoo!知恵袋・2022年11月)
50cm前後は、シルフィーでいえばハイバックとローバックのちょうど間です。
こう座る人なら、ローバックで足りる
ローバックが向いていないわけではありません。
次のどれかに当てはまるなら、5,940円を別のところに使ったほうがいいと思います。
- 1日2〜3時間ほどで、こまめに立つ
- 背もたれを倒して休む習慣がない
- 椅子の後ろに壁や棚が近い
- リビングなど人が通る場所に置く
| 手に入るもの | 手放すもの |
|---|---|
| 4構成のなかで最も安い(会員価格100,320円・Kagg.jp・2026年10月22日時点) | 背もたれの上端がハイバックより7.0cm低い |
| 全高が最大984mmで、4構成のなかで最も低い | ヘッドレストを付けられない |
| 4構成のなかで、後ろの棚や窓にいちばん当たりにくい | 背もたれの高さは、買ったあとに替えられない |
ローバック:会員価格100,320円(無料の会員登録で表示・税込/Kagg.jp・2026年10月22日時点)
「あとから足せばいい」は、ハイバックを買った人だけの話
ローバックにはヘッドレストが付きません。
ハイバックなら、あとから足しても最初から付きと大きくは変わらないので、決めきれない人はハイバックを選べば先送りできます。
「必要になってから足せばいい」は、条件つきで正しい考え方です。
ローバックには、ヘッドレストがそもそも付かない
オカムラ公式のヘッドレストのページには、こう書かれています。
※ハイバックタイプのみ取付可能です
Kagg.jpのヘッドレスト単品の商品仕様にも、同じ一文が入っています。
ローバックを選んだ時点で、ヘッドレストという選択肢は消えます。
単品のヘッドレストは、固定(C6511)も可動(C6512)も、オカムラの公式ストアで売られています(公式ストアの価格で、固定 C6511B-FSF1 は28,820円・税込・お客様組立。
2026年10月22日に確認)。
下の表はKagg.jpの価格なので、店が違います。
ハイバックにあとから足しても、差は4,510円
同じ店の、同じ日の会員価格で比べます。
| 買い方 | 内訳 | 合計 |
|---|---|---|
| ハイバックを買って、あとから可動ヘッドレストを足す | 106,260円 + 30,140円 | 136,400円 |
| 最初からエクストラハイバック(可動ヘッドレスト付き) | — | 131,890円 |
※Kagg.jpの会員価格・2026年10月22日時点。
可動ヘッドレスト単品は C6512B-FSF1(ブラックボディ用)。
張地によって単品価格は少し変わります。
単品は送料無料で、取り付けは自分でします(Kagg.jpの表記は「お客様組立」)。
差は4,510円です。
「いま決めないと損をする」という額ではありません。
固定ヘッドレストを7か月使ってから、可動に付け替えた
私が最初に買ったのは、固定ヘッドレストのエクストラハイバックです(2024年12月)。
このとき可動ヘッドレストのモデルは、まだ発売されていませんでした。
約7か月使ったあと、可動ヘッドレストが出たので2025年7月に単品で買い足し、自分で交換しました。
固定のときは、179cmの私が背もたれを倒すと頭がはみ出していましたが、可動にしてからは後頭部から首まで支えてもらえています。
エクストラハイバックを選ぶなら、置き場所だけ先に測る
エクストラハイバックのてっぺんは床から約115〜125cm(オカムラ公式の仕様欄の全高より)。
そこに棚や窓がないかを先に見てください。
ハイバックとの違いはヘッドレストだけ(上端が19.3cm上)なので、確かめることは座り心地ではなく置き場所です。
3構成のてっぺんは、座面をいちばん上げたときで床から約98cm(ローバック)/約105cm(ハイバック)/約125cm(エクストラハイバック・固定ヘッドレストの構成)です(オカムラ公式の仕様欄の全高の上限)。
ローバックやハイバックを選ぶ人も、後ろが近ければこの高さで見てください。
床からいちばん上までは1,147〜1,247mmです(エクストラハイバック・固定ヘッドレストの構成。
オカムラ公式の仕様欄より)。
ローバックは884〜984mmなので、差は263mm。
座面を上げ下げしても、この差は変わりません。
椅子を置く場所で、床から約115〜125cmのあたりを見てください。
棚の最下段、窓の下枠、カーテンレール、エアコンの吹き出し口が、当たる候補です。
私はエクストラハイバックを自宅で1年以上使っていますが、壁・棚・カーテンレールに当たったことはありません。
ただしこれは私の置き方での話なので、後ろに家具がある人は測ってから決めてください。
差額で決める|4つの構成と、上乗せする順番
ロー→ハイは5,940円で、上端の7cmと「あとから足せる」が手に入ります。本当に迷うのは、ハイ→エクストラの16,720〜25,630円のほうです(Kagg.jpの会員価格・2026年10月22日時点)。
| 背もたれ | 品番 | 会員価格 | 一般価格 |
|---|---|---|---|
| ローバック | C681ZR-FM4A | 100,320円 | 114,070円 |
| ハイバック | C685ZR-FM4A | 106,260円 | 120,780円 |
| エクストラハイバック(固定ヘッドレスト) | C68AZR-FM4A | 122,980円 | 139,810円 |
| エクストラハイバック(可動ヘッドレスト) | C68EZR-FM4A | 131,890円 | 149,930円 |
※Kagg.jpの2026年10月22日時点の価格。
いずれも税込。
会員価格は無料の会員登録で表示され、一般価格は会員登録なしの価格です。
4つとも背もたれ以外の条件をそろえています(アジャストアーム/背メッシュ・座クッション/ブラックボディ/樹脂脚/ウレタンキャスター)。
4つとも「送料無料、組立・設置サービス」の対象で、完成品で届きます(Kagg.jpの商品ページの表記・2026年10月22日時点。
一部、送料無料にならない地域や、組立・設置を受けられない場合があります)。
キャスターは床で選びます。
上の表はフローリング向けのウレタンでそろえました。
カーペット向けのナイロンにすると、会員価格は2,420〜2,530円下がります(Kagg.jp・2026年10月22日時点)。
ロー→ハイの5,940円は、迷う額ではない
5,940円で手に入るのは、背もたれの上端が7.0cm上がることと、あとからヘッドレストを足せるようになることの2つです。
ここを削っていいのは、さきほどの「ローバックで足りる」4つに当てはまる人だけだと思います。
ハイバック:会員価格106,260円(無料の会員登録で表示・税込/Kagg.jp・2026年10月22日時点)
ハイ→エクストラの差が、本当の分かれ目
| 上げ方 | 差額 |
|---|---|
| ローバック → ハイバック | +5,940円 |
| ハイバック → エクストラ(固定) | +16,720円 |
| ハイバック → エクストラ(可動) | +25,630円 |
迷うとしたらこちらです。
ただ、あとから足しても4,510円しか変わらないので、決めきれなければハイバックで道は残ります。
倒して頭を預けると決めている人は、同じ日のKagg.jpの会員価格で比べると、ここで可動を選ぶほうが安く済みます。
エクストラハイバック(可動ヘッドレスト):会員価格131,890円(無料の会員登録で表示・税込/Kagg.jp・2026年10月22日時点)
買ったあとに変えられないのは、背もたれの高さだけです
ヘッドレストは、あとから単品で替えられます。
背もたれの高さだけは替えられません。
キャスターも、オカムラの出張修理の案内に「イスのキャスター交換」が載っていて、メーカーの修理で交換を頼めます。
ヘッドレストも部品のひとつです。
固定・可動とも、オカムラの公式ストアが単品を「お客様組立」で売っています。
私も固定から可動へ自分で交換しました。
ただ、固定ヘッドレストの取り外しでは、知恵袋にこういう声もありました。
樹脂が邪魔でナットを回すスペースがありません(Yahoo!知恵袋・2025年6月)
一方で、ローバックをハイバックにすることはできません。
10万円の買い物で時間をかけるべきなのは、背もたれの高さだけだと思っています。
まとめ|数字を1つだけ持ち帰るなら「7cm」
ハイバックとローバックの違いは、背もたれの上端が7.0cm高いこと。
覚えて帰るのは、この数字1つで足ります。
- 座面から上端まで、ローバックが約46cm、ハイバックが約53cm
- 差額は5,940円(Kagg.jp会員価格・2026年10月22日時点)
- ローバックにはヘッドレストを付けられない(オカムラ公式が明記)
- あとから足しても、最初から付きより4,510円高くなるだけ(同上)
迷ったらハイバックです。
ヘッドレストを使うかどうかは、あとで決めても構いません。
決められないまま選んではいけないのは、ローバックだけです。
オカムラ シルフィーの背もたれについて、よくある質問
- ローバックにヘッドレストは後付けできますか?
-
できません。
オカムラ公式のヘッドレストの案内に「※ハイバックタイプのみ取付可能です」と書かれています。 - ハイバックとエクストラハイバックでは、どのくらい高さが違いますか?
-
座面から上端まで、ハイバックが約53.4cm、エクストラハイバックが約72.7cm(固定ヘッドレストの構成で計算)。
差は19.3cmで、ほぼヘッドレストのぶんです。 - ハイバックの背もたれは何cmですか?
-
座面から背もたれの上端まで約53.4cmです(オカムラ公式の仕様欄の全高と座面の高さから計算)。
ローバックは約46.4cmで、差は7.0cmです。
私の自宅のシルフィーをメジャーで測っても53.4cmでした。 - エクストラハイバックは壁や棚に当たりませんか?
-
てっぺんは床から約115〜125cmです(固定ヘッドレストの構成。
オカムラ公式の仕様欄の全高1,147〜1,247mmより)。
私の部屋では、壁・棚・カーテンレールに当たったことはありません。
後ろに家具がある人は、その高さに何があるかを先に見てください(置き場所の測り方)。 - 身長が低いとハイバックは合いませんか?
-
背もたれの高さの面では、合わないということはありません。
身長が低いほど、上端は背中の上のほうに来ます。
いま座っている椅子で、座面から46cmと53cmに手を当ててみてください。
ヘッドレストそのものが要るかどうかは【後付け可能】オカムラ シルフィーヘッドレストはいらない?最適身長を徹底解説に書いています。 - ローバックとハイバックで、座り心地は変わりますか?
-
Kagg.jpの仕様表で2つを比べると、座の幅・奥行き・高さ、肘の高さ、素材は同じで、仕様表で確認できる違いは全高だけです(2026年10月22日に確認)。
高さが違うぶん、背中の上のほうを預けられるかどうかが変わります。 - 固定ヘッドレストは単品で買えますか?外せますか?
-
買えます。
オカムラの公式ストアで、固定(C6511)も可動(C6512)も単品で売られています(お客様組立)。
可動はKagg.jpの単品ページでも買えます(会員価格30,140円・送料無料・2026年10月22日時点)。
私は固定から可動へ自分で付け替えました。
手順はオカムラ シルフィー ヘッドレスト後付け|固定と可動を両方使った179cmの結論にまとめています。
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